katsunari1977’s diary

ライブ遠征記がメインのブログです。

ファン失格。

安倍なつみ秋ツアーファイナル公演。

アンコールを呼び込むなっちコールのなか

自分は座って、沈み込むように物思いに耽った。

そして、夜公演終了後

しばらく自分は座り込んでしまっていた・・・。

ホテルに戻って、気持ちを整理するように

新たに導入したポメラを目の前に

黙々と長々と超長文を書き上げてしまった・・・。

iPodtouchに入れてある

なっちの曲を全曲シャッフルで聴きながら。

午前3時、5時間ぶっ通しで書き上げたものを

整理して振り返っていこうと思う。

 

 

「自宅から横浜BLITZまで。」

6時に起床。前日3時まで起きていたのでかなり眠い・・・。

仕事のこともあるけど

荷造りやらなんやかんやで気づいたら、3時だった・・・。

朝飯は買って後で食べることにして、風呂に入ってすぐ出発。

新千歳空港へのバスに乗り込むまでの時間で

朝飯を済ませて、バス、飛行機のなかでは終始爆睡。

羽田からバスで横浜までいき、コインロッカーで荷物を軽量化して

みなとみらい線で新高島、徒歩で12時半頃に横浜BLITZに到着。

 

 

「グッツ購入」

恐らく、5~60人位が並んでいたと思うけど全く進まない・・・。

会場到着してすぐ並んで、ファイナルTシャツ買うまでに14時って・・・。

もうちょっと考えましょうや・・・。

 

 

安倍なつみ秋ツアー2010~Autumn voice~@横浜BLITZ昼公演」

グッツ購入したら、すぐ入場。座席はB列5番。

2列目かなと思ったら、実質最前でびっくり。えらい左寄りでしたが・・・。

でも、こんな前なのは初めてのことでした。

セットリストに沿ったことはあとで書くことにして

ここでは昼夜を通じて、それ以外のことを書きたいと思います。

 

 

全体として。

札幌のときと比べて、曲順・数に変更はなし。

最初のMCでミュージシャンに質問をして、答えてもらうということをしていました。

これはこれで、即興などもあって面白かったんですけど

やっぱりMC多いですよね・・・。

公演時間は2時間弱になりましたが増えたのはMCですからね・・・。

これは考え方の問題かもしれないですが

はなしを聞きに来ているのではなく、曲を聴きに来ているわけです。

少なくても自分の場合は。やっぱり、いっぱい唄ってほしいんですよ。

しかも、メドレーは別として、フルサイズで。

以前、北海道が生んだ大歌手、松山千春さんは

うたばんでこんなことをいっていました。

「コンサートで20曲も唄うなんて二流の歌手がやることで

超一流の歌手は10曲で充分だと。」

そして、御自身のコンサートは3時間のうち、2時間がしゃべりだと。

「曲聴きたけりゃ、CD聴けばいいじゃんと。」

無論、面白いはなしなら、それでも満足できるかもしれません。

ただ、なっちのMCのほとんどは宣伝だったりするのでね・・・。

それ以外のMCも、おまいつどもが茶々入れて笑えないようなものになっているしね・・・。

それを長々とされちゃ、曲聴かせてといわざるを得ないでしょ・・・。

曲数増やすのが無理なら、せめてフルサイズでは聴きたいですよね。

ヴァンサンクのときの3時間近くのライヴと比べたらやっぱり物足りないですよ。

MCを売りにするなら、タイトルにトーク&ライヴとでも付け加えてください。

 

 

ライヴの質に関して。

初日から比べたら、素晴らしい出来だと思います。当たり前でしょうが・・・。

逆にいえば、初日の出来がちょっと残念だったということ。

もちろん、やればやるだけ熟成度は増すでしょうけど

リハーサルをもうちょっとやってほしいですね。

初めて初日をみたのでなおのこと、そう感じてしまいました・・・。

全部みられるひとなら、その完成していく過程を楽しむということもできるでしょうけど。

 

 

ファンのスタンスに関して。

やっぱり、「アイドル」という枠から外れていないんだなとつくづく感じました。

そんなにレスもらいたいんですか・・・。

警告灯のようなサイリウムやら、ハチマキに写真まみれの法被。奇声を発してみたりと。

以前から申し上げているように、黙ってみてろとはいいません。

今回のセットリストでいえば、「鳴り止まないタンバリン」や「恋した女の子どすえ」など

盛り上がるナンバーは、大いに盛り上がっていいと思います。

ただ、盛り上がり方が娘。時代と何にも変わらないというところが残念であり

個人的には違和感を感じてしまうということです。

PPPHしなくたって盛り上がれるでしょう・・・。

大声張り上げなくたってさ・・・。

「なっち」をどうゆうふうにカテゴライズするかはひとそれぞれでしょう。

むしろ、カテゴライズするべきではないのかもしれません。

「なっち」は「なっち」だと。

ただ、自分のなかでは、生バンドで生の歌を披露している以上は

「アーティスト」だと思います。

「アイドル」なら生バンドでやる必要はないと思います。

最悪の場合、「口パク」だってアリだと思います。

容姿・一所懸命さだけで勝負すればいいんです。

「アーティスト」となると、表現力が全てです。

歌唱力・演奏・アレンジ(アドリブ)・ダンスなどさまざまなものが調和して

ひとつの表現となります。

たしかに、なっちはかわいいです。

昼の部で間近にみたとき、改めてそう思いました。

ただ、やろうとしていることは「アーティスト」としての表現です。

「夢をあきらめないで」でのアカペラだとか

「微風」「beautiful」などでの歌唱力のみでの表現など。

ファンを凌駕・沈黙させるほどの圧倒的表現力を

舞台などで磨いているんだと思うんですけど、まだ容姿が勝っているんでしょうね。

合いの手を入れるのも躊躇うほどの表現力を期待しているんですけどね。

 

 

なっちのスタンス。

今年に入ってのライヴで特に気になるのが、盛り上がりを期待しているというか

強要していると思われるようなところ。

煽っているように思われる語句がでてくるところが気にはなっていました。

ヴァンサンクでオール生バンドにして

秋のアコなちでは、「ヲタ殺し」とまでいわれた汗をかかさせないライヴを展開。

翌年の夏のアコなちでは、着席をさせる場面もあったりしました。

秋のアコなちでは賛否両論、巻き起こっていましたっけ。

自分もその当時は戸惑いがありましたが

音を楽しむということを覚え始めた「変革期」と捉えていました。

今後はこうゆうふうにしていくんだなぁと。

ただ、ここにきて、盛り上がりを強要するというのは

他では黙らせてメリハリをつけるという意図なのか

それとも、ガンガンオイオイいっているライヴが単に好きなのか。

以前、なっちの好きなように一度ライヴをやってもらいたいといいましたが

もしかしたら、好きなようにライヴをしたら、娘。時代のようなオイオイいいながら

飛び跳ねるだけのライヴになるのかもしれませんね。

そうなったら、せっかく生バンドで音を楽しんできたライヴは何だったの?

ということになりかねません。

大人の事情ということもあるかもしれませんが・・・。

軸がブレてきたのか、なっちの思うようにライヴができてきたのか。

もう少し先になればわかることでしょうけど

やっぱり生バンドを引っ提げて、ライヴをしているのであれば、音を楽しみたいです。

あんなに素晴らしいミュージシャン達が演奏しているのですから。

それになっちの歌声が加わった音楽が好きだったんだけどなぁ。

 

 

そんなことをライヴをみて感じました。

ライヴ終了後、そそくさと横浜駅へ向かいました。

 

 

「ホテルまでの道のりと夜の部入場まで。」

みなとみらい線横浜駅まで戻る。

適当に改札でてきたら、全く見覚えのないところにでてしまいました・・・。

あれ?コインロッカーがない・・・。

どうやら真逆の出口にでた模様・・・。さすが方向音痴w

ぐるっと一周して、なんとかコインロッカーをみつけて

荷物を取り出し、市営地下鉄で関内へ。

予約したアパホテルは、この地下鉄関内駅がもっとも近いらしく

みなとみらい線から相当歩いて、地下鉄乗り場へ。

関内駅から徒歩1分と書いてあったので

でりゃ、みえるところだろうと思って出口でたら全くみえません・・・。

近すぎて、わかりませんでしたw

少し遠のいたら、やっとわかりましたw

看板、分かりやすいのにしてよw

チェックインしてすぐシャワーを浴びて

みなとみらい線馬車道駅まで歩いて新高島まで。

開演前に小腹が空いたので、横浜BLITZに隣接している

娯楽施設の食堂みたいなところでミニカレーを食して会場入り。

 

 

安倍なつみ秋ツアー2010~Autumn voice~@横浜BLITZ夜公演」

席はO列の26番。かなり後ろの右サイドでした。

夜の部は、セットリスト順に、曲に関しての感想を中心に書いていこうと思います。

1.恋の花

アレンジは、原曲よりスローテンポで

岩崎さんがバンマスでやっていたときとあまり変わらない

オリジナルに近い感じでした。

秋ツアーとしてはもってこいのナンバーでしょうね。

2.あなた色

ドラムス全開。

フルサイズでやってほしかったですね・・・。

盛り上がるナンバーなのに、振り真似全開っていうのがちょっと残念でした・・・。

3.MC

次が「ふるさと」なので、ここで流れを切るのは仕方がないのですが

そうしたら、せっかくの盛り上がる「あなた色」は何だったの?

という感じも否めません・・・。

4.ふるさと

原曲ではでてこないドラムスとエレキギターですが

ポイントポイントで巧く使われていて、いいアレンジだったと思います。

5.MC

1曲唄ってまたMCです・・・。

これも、次の流れを説明する意味では仕方がないのでしょうけど

こう、ぶつ切りにされちゃうとね・・・。

即興ありのミュージシャンの方々に質問コーナー。

昼は、初めて買ったCD(レコード)

夜は、秋に唄いたく(弾きたく)なる曲ということで質問していました。

この分が長くなったんでしょうが、これはこれで面白かったです。

こうゆうMCならありですね。

6.メドレー

ちょっとずつね

腕組んで帰りたい

晴れ雨のちスキ

やんなっちゃう

Memory青春の光

夢をあきらめないで

夜はアレンジが微妙に違ったような。

アドリブだとしたら、面白いなと思って聴いていました。

7.MC

新曲の宣伝を兼ねたMCです・・・。

ま、必要なんでしょうかね・・・。営業的には・・・。

ただ、ライヴに来ているひとたちが

新曲出たことを知らない訳はないと思うんですが・・・。

8.雨上がりの虹のように

まぁいい曲なんじゃないでしょうか。

9.青空

個人的には、これがベストパフォーマンスだったと思います。

曲調も好きですけど、生音との調和が素晴らしかったです。

曲間の拍手はいらないですけど・・・。

10.MC

ここで盛り上がり足りないでしょ?みたいな促進。

あなた色」がしっかり機能していれば、それほど足りないということはないと思うのですが

以下の曲は盛り上がるしかないですね。

11.鳴り止まないタンバリン

バースディライブ以降、セトリに昇格した隠し玉的楽曲です。

PPPHいるかなぁ・・・。

12.恋した女の子どすえ

最も盛り上がる部分ですね。徳武さんのエレキは素晴らしい。

スト2曲という前置きがあって・・・。

13.愛しき人

これはもう鉄板ですね。

なっち紺には欠かせない楽曲です。

14.微風

だから曲間に拍手はいらないって・・・。

黙って聴こうや・・・。

アンコール

15.大人へのエレベーター

16.beautiful

beautiful自体、曲は悪くないんだけど、ラストにはちょっと弱いですかね。

個人的には微風と順番入れ替わったらよかったかなと思いました。

曲が全て終わって、なっちの最後のMCのとき

なっちの呼びかけに、反応できない自分がいました・・・。

そして、夜公演終了後

自分はしばらく座り込んでしまいました・・・。

LOVE IS ALIVEから横アリの卒紺までの娘。時代。

そして、あなた色プレミアムから6年。

全部のツアーに一部ではあったが、参戦してきた。

その都度、その都度、最高の思い出ができた。

2009年の山梨・河口湖でのライヴ。

本当に素晴らしいライヴだった。

個人的には、最高のライヴだったと思う。

「新たな誓い」と銘打ったライヴから1年、2010年の1発目、音霊での七夕ライヴは

抑えきれない期待感をもって遠征をした。

初めてだった。

あそこまで消化不良だったライヴは・・・。

詳しくは、こちら。

http://ameblo.jp/regretman/entry-10789943512.html

8月10日、バースディライヴ。

誕生日を祝うという意味合いもあったけど

初披露やら、娘。ナンバーの解禁など見所もあって、いいライヴだったと思う。

詳しくは、こちら。

http://ameblo.jp/regretman/entry-10806060990.html

そして、9月12日。

今ツアー、Autumn voiceが地元札幌で開幕。

地元で開幕を迎えたなっち紺は、今までなかったのもあって

いつも以上に楽しみにしていたが、あまりの短さにがっかりだった・・・。

詳しくは…。

http://ameblo.jp/regretman/entry-10806067611.html

そして今日、10月2日。横浜でのファイナル。

MCでは新しいことがあったが、それ以外は全く変わりがなかった。

上記で少し触れたが、アレンジ自体は、少々変わっていたんだと思う。

でも、内容自体は変わりがなく、最終日ならではのサプライズもなく終わってしまった・・・。

今年が不作だったでは収まりはつかない。

恐らくは、今後もこうゆう感じでいくのだろう。

ファンも変わらないんだし・・・。

となれば、地元でのライヴは行くかもしれないけど、遠征はもうしないだろう。

そう思ってしまったことに対して、ファン失格だなと感じた罪悪感と

そう思わせられた結果を目の前にして座り込んでしまった。

同じ会場では、なっち最高!がおこなわれていた。

万歳!がおこなわれた頃、何ともいえない心境のなか、会場をあとにした。

 

 

ホテルに籠もって、気持ちを一気に吐露するかのように長文を書き上げた。

 

 

そして、こうも思った。

 

 

なんで満足できなくなっちゃったんだろうって・・・。

 

 

これだけはいっておきます。

決して、なっちが嫌いになったわけではないんだと。

では興味が薄れたのか?

たしかに、最近は日記にあるように、AKB48に興味津々だったという事実は

その通りではある。

でも、関心が移ったから違和感を覚えたわけではない。

現に、関心を持った時期よりも前に違和感があったから。

ではなぜ違和感を覚えたのか??

自分はなっち以外にもKAN・ドリカムなど様々なライヴをみにいきます。

特に、KANさんは毎年毎年、札幌に来る度にライヴをみては大満足しています。

アーティスト自体を比較をするつもりはありません。

当然、それぞれ違うものなわけですから。

比較するとすれば、ライヴ自体の質ですね。

毎回毎回、楽しくも、ときには圧倒的な表現力で魅了されています。

「エンターテイメント」という部分では、比較せざるを得ないと思うんです。

なっちにしかできないエンターテイメントがもちろんあると思います。

ただ、今のパフォーマンスでは、満足できなくなってしまった現状が

自分のなかにはあるのです。

もっとやれるはず、こうしてほしいと思ってしまう理想と

現状のアンマッチが全てではないかと。

いちファンが偉そうにいって申し訳ありません。

 

 

これからは、ファンを公言できないでしょうが・・・。

 

 

長々とすいません。

 

 

不快に思われた方がいらっしゃいましたらすいません。

 

 

これが自分の正直な意見です。

こんな感じを抱いたまま、札幌に戻ったら

会社に行かなけりゃいけないなんて・・・。

快速エアポートの車内のなかで、憂鬱になりながら締めたいと思います。